四柱推命の用語 · 十二運(十二長生)
病とは?
十二運で「感受性と内省」を表す段階
要点
病(びょう)は十二運の第7段階で、老いて体力が衰えた状態にたとえられます。伝統的には実際に病気になることではなく、力が弱まって内側へ向かう状態を表します。感受性が強く思いやりがあり想像力豊かで、気をもみやすい面もあります。
早見
- 分類
- 十二運(十二長生)・第7段階
- 人生のたとえ
- 老いて体が弱る
- キーワード
- 感受性、思いやり、想像力、内省、心配性
- 強弱の傾向
- やや弱い:力がはっきり衰える
- 関連する概念
- 病の次は死・墓で、十二運の中で力が収束していく段階
病の出し方
十二運は日干から数えます。陽干は長生から順行、陰干は逆行します。甲の長生は亥なので、順に六つ進んだ巳が甲の病です。乙の長生は午なので、逆に六つ戻った子が乙の病です。下の表は日干別の病の位置です。
| 日干 | 病に当たる地支 |
|---|---|
| 甲(きのえ・陽の木) | 巳(み) |
| 乙(きのと・陰の木) | 子(ね) |
| 丙(ひのえ・陽の火) | 申(さる) |
| 丁(ひのと・陰の火) | 卯(う) |
| 戊(つちのえ・陽の土) | 申(さる) |
| 己(つちのと・陰の土) | 卯(う) |
| 庚(かのえ・陽の金) | 亥(い) |
| 辛(かのと・陰の金) | 午(うま) |
| 壬(みずのえ・陽の水) | 寅(とら) |
| 癸(みずのと・陰の水) | 酉(とり) |
四柱推命での病の意味
病は、力が外へ向かうのをやめて内へ向かう段階です。体は以前ほど強くありませんが、心はより繊細になります。日干が病に座る人は、伝統的に、感受性が強く思いやりと共感力、想像力があり、細やかな観察や共感が求められる仕事に向く一方、物思いにふけりやすく気力が続きにくいとされます。
「病」は人生にたとえた名前にすぎず、健康とは直接関係ありません。この位置では日干の力が弱めなので、印や比劫の支えがあるとよく、無理をせず自分のペースで進むことが大切だと読まれます。
命式での見方
- 日支
- 日干が病に座る(丙申・壬寅・丁卯・癸酉など)と、心が細やかで人の気持ちを察し、関係の中で気持ちの通い合いを大切にすると読まれます。
- 月支
- 月支で病に当たると、生まれた季節が日干に不利で、日干はたいてい弱めとされます。
- 年柱・時柱
- 病があると、その時期により多くのケアが必要、関心が芸術や心の世界、人助けに向く、などと読まれます。
- 大運・年運
- 病の運は休養と立て直しに向き、力を使いすぎないほうがよいとされます。
関連する概念
- 衰・病・死
- この三段階で力は順に弱まります。病はその中間で、衰より弱く、死よりはまだ動きがあります。
- 神殺とは無関係
- 命式の「病」は十二運の段階であり、病気に関わる神殺ではなく、体の状態を判断する根拠にもなりません。
よくある誤解
- 病は病気になるという意味ではありません。十二運の比喩的な名前です。
- 日干が病に座る=日干が弱い、ではありません。日干の強弱は月支と命式全体から判断します。
- 十二運だけで日干の強弱は判断できません。月支や五行のバランス、格局と合わせて見ます。
よくある質問
自分の命式に病があるか知るには?
無料命式作成で生年月日などを入力すると、「十二運」の欄に日干の各柱での段階が、「自坐」の欄に各柱の天干の段階が表示されます。上の表で日干から調べることもできます。
命式に「病」があると体が弱い?
いいえ。「病」は十二運の段階の名前で、力が弱まることのたとえにすぎず、健康の判断には使えません。健康のことは医師にご相談ください。
日干が病に座るとどういう意味?
伝統的には心が細やかで感受性が強く、共感力があるとされます。日干が弱い場合は印や比劫の支えが助けになります。実際の表れ方は命式全体によります。
あなたの日干の十二運を見る
無料命式作成では、日干の各柱での十二運と、各柱の天干の自坐を表示します。
伝統文化の学習、自己理解、娯楽を目的とした内容です。AIの解釈は不完全または不正確な場合があり、専門的助言ではありません。